冷え性の原因は?(2)冷暖房
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冷え性の原因として、食べ物のこと、ストレスのことを述べました。食生活や暮らしの変化にともない、現代人にとっては、ひと昔に比べたら冷え性になりやすい条件が増えたのかもしれません。昔はなくて不便だったけど、今あって便利なもの、そんなものが冷え性の原因となっているのは、皮肉なことです。
そのような皮肉なものの代表が冷暖房機器でしょうか。冷暖房機器の普及により、私たちは大変な便益を享受するに至りました。しかし、冷暖房機器は、特に女性の自律神経にある程度の変調を及ぼす原因のひとつともなっているようです。
冷え性の原因として、夏の冷房はどなたも挙げたくなるでしょう。最近では、省エネを考える機運の高まりがありますが、それでも会社やデパートなどの商業施設では、冷え性に悩む女性にとっては、まだまだ効きすぎているところが多いようですね。
本来なら、夏は暑く、夏に汗をたくさんかくのが当たり前の季節です。ですが現代人の私たちは、夏の冷房が当たり前の環境に慣れてしまいました。それにより、夏でも汗をかく機会が少なくなってしまいましたね。
夏に汗をかく回数が減少すると、新陳代謝の機能が低下してきます。新陳代謝の機能低下は、冷え性体質をより助長させることになります。
また、最近の美白・美肌を求める機運から、太陽の光を浴びない女性も多くなってきました。もちろん太陽の光を浴びすぎことによるデメリットは美容上大きいものがありますが、浴びる時間の少なさも身体の基礎代謝能力を落としてしまうのです。そうなると、体の免疫力が低下して、同時に体を温める能力も低下することになります。
一方、冬の暖房も、効き過ぎることは、必ずしも冷え性にはよいことではありません。人の身体には、季節や温度の変化に対して、自動的に体内温度を調節する機能が備わっています。
しかし、冷房や暖房に慣れすぎた身体では、神経機能が鈍くなり、本来感じる寒さや暑さなどの情報が脳にうまく伝えられなくなってしまいます。このような状態は、いざという時の自律神経のコントロール機能がうまく作用しない状況を招きます。自律神経の機能不全とは、寒い時でも体を温めるための血液を体内に十分送り込めなくなるという状況ですね。
体を温めるための暖房ではありますが、冷え性だからといって過剰に効かせるのを避けるようにしましょう。体を温めたい時は、暖房だけに頼らずに、少しでも身体を動かすことをしてみましょう。
体を動かすと、体の中のエネルギーが燃やされて体が温まる、というのが基本です。筋肉を鍛える運動となれば、基礎代謝の向上にもつながり、冷え性対策にも効果を発揮してくれます。
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